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【2025年版】建築写真を変える!小さな工務店でもできる“内観撮影テクニック”完全ガイド

「現場写真がイマイチ…」と感じている大阪の工務店社長の方へ。実は、スマホでも一眼でも“内観撮影”の基本を押さえるだけで、仕上がりが劇的に変わります。この記事では、小規模工務店の集客やブランディングに直結する「建物の内観撮影」に焦点を当て、今日から実践できる撮影の流れ・機材・設定・編集のテクニックまで、丁寧に解説します。

なぜ「内観撮影」が重要なのか?

内観撮影とは、建物の内部空間の魅力や機能性を伝える写真です。施工実績ページやSNS、チラシなど、ほぼすべての広報活動で使われるため、「内観写真の質=会社の印象」に直結します。小さな工務店ほど、このクオリティが差別化の武器になるのです。

撮影前の準備と段取り

撮影前に確認すべきポイント

  • 玄関から撮影スタートする導線を設計
  • 撮影が必要な部屋・カット数を事前にリスト化
  • 家具・生活感の演出 or 無機質な空間かで“見せ方”を決定

撮影の基本ルート(例:3LDKの場合)

  1. 玄関 → トイレ → 洗面 → バスルーム
  2. 寝室 → 子ども部屋 → リビング
  3. キッチン → ダイニング → バルコニー

撮影漏れを防ぎ、効率的に進めるための導線を意識しましょう。

内観撮影に必要な機材

機材推奨例理由
カメラフルサイズ一眼(例:Canon R6, Sony α7)広角で高解像度な写真が撮れる
レンズ広角ズーム(12-24mm, 16-35mm)狭い室内でも広がりを演出
三脚マンフロット等の安定型ブレ防止、構図固定に必須
照明ストロボ or LEDライト自然光が足りない場合の補助

撮影時の基本設定とテクニック

ISO・F値・シャッタースピード

  • ISO:100〜400(低ノイズ優先)
  • F値:F8〜F11(全体にピントを合わせる)
  • シャッタースピード:1/60秒以上(手ブレ防止)

構図のポイント

  • 床 or 天井ラインは常に水平に
  • 斜めアングルで空間の広さを演出
  • 窓際の逆光は露出補正 or HDR合成で対応

編集で差をつける(Lightroom使用推奨)

  • 明るさ・コントラストの調整
  • 歪み補正(広角レンズのパース修正)
  • ホワイトバランスの整備
  • シャープネスとノイズ除去

“自然に見える”が正解。過剰な加工はNG。

内観撮影でよくあるNG例

  • 暗すぎて部屋が狭く見える
  • 壁の傾きで施工が雑に見える
  • トイレなど縦空間で横構図を使ってしまう

こんな工務店にこそ「撮影力」が必要

  • 他社と差別化できる“雰囲気のある現場写真”がほしい
  • Web集客やSNSを強化したい
  • お客様との打ち合わせで施工事例をもっと活用したい

事例:内観撮影で問い合わせが2倍に

大阪市内のある工務店では、撮影をプロ仕様に切り替えたことで、ホームページからの問い合わせが月3件→月6件に増加。撮影だけで大きな投資をせずに、売上に直結した例です。

まとめ:撮影は「職人のこだわり」を映す鏡

料理の写真ひとつでお店の印象が変わるように、建築の写真も「伝わる」かどうかで反響が変わります。スマホでも工夫次第で魅力は十分伝わりますし、慣れれば社内撮影も可能です。

「写真を変えるだけで受注が変わる」──ぜひ、まずは1物件からチャレンジしてみてください。

小さな工務店集客の専門家

小さな工務店集客の専門家

株式会社TSUMIKI 代表取締役:大阪の小さな工務店専門の集客・ブランディングデザイナー。20歳の時に独学でデザインの世界に入り、建設業界大手の販促広告の携わる。30歳で独立し、200社を超える全国の小さな会社の集客支援・ブランディングを実施。YouTube総登録者数1万1千人超え。1年でリノベ会社の集客率を3件/月→30件/月に向上。 詳細なプロフィールはこちら↓ https://arc.bd-tsumiki.com/company/

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